給与制度のアップデートについて(扶養手当)
2025年4月1日の記事で、「社会と公務の変化に応じた給与制度の整備(給与制度のアップデート)」として、給料表の見直しが県の人事委員会から勧告されたことを紹介しました。
「給与制度のアップデート」では、給料表だけでなく、諸手当の改定も勧告されました。
ここでは、扶養手当の改定について紹介します。
(1)2025年(令和7年)3月期までの扶養手当の額は、配偶者6,500円、子(1人当たり)10,000円です。
(2)配偶者の手当を廃止し、子(1人当たり)の手当を13,000円に引き上げるのが今回の改定です。
(3)特例措置として、配偶者に対する手当を段階的に引き下げ、子(1人当たり)に対する手当を段階的に引き上げます。
(4)実施時期については、下表の通りです。
注1:なお、子のうち満15歳に達する日後の最初の4月1日から満22歳年度末までの間にある子がいる場合、当該子1人につき、5,000円の加算は今までと変わりません。
※ 子の「満15歳に達する日」とは、満15歳の誕生日の前日をさします。
注2:扶養手当は、期末手当の算定基礎額に入ります。(勤勉手当には入りません)
※ 期末手当は、(給料月額+給料の調整額+教職調整額+扶養手当+役職段階別加算額)✖ 期末支給割合 ✖ 在職期間別割合 で算出します。
