各専門部の紹介

青年部

20~30歳代の若い仲間が集う専門部です。
 
若い世代だからこその悩みを語り合って解決につなげたり、教育実践について論議したり、学校の中で働くいろんな職種同士の課題も交流し合ったりしています。
 
青年部として学習会や交流会を行っていますが、県全体では、2月の「ステップ講座」が大きな行事です。
 
少ない人数ですが、仲間っていいですよ。
 
 
・・・みんなであつまり学びあいましょう。・・・

女性部

わたしたち女性部は全国の仲間とつながり、「結婚しても、子どもを産んでも、そして年を重ねても」働き続けることができるためのさまざまな権利を、ひとつひとつ、何年もかけて獲得してきました。
 
ジェンダー平等を実現し、女性も男性もいきいきと働ける職場や社会づくりのために、また、子どもたちにとって過ごしやすい学校づくりのために、お母さん方をはじめ、地域で働く女性とも幅広くつながっていくために活動しています。
 
夏に女性部全員学習会を行ったり、九州、全国のさまざまな学習会や研究集会にも参加しています。

女性部全員学習会




母と女性教職員の会

通称「母女」。1954年、教職員の熱意や努力だけでは子どもたちを守ることも平和を守ることもできないとして「全国のお母さん、手をつないで立ち上がりましょう」と呼びかけたのが母女の始まりです。
 
「憲法を守りましょう、子どもの権利を守りましょう、男女平等を実現しましょう、『母と女性教職員の会』の輪を広げていきましょう」を4つの柱として、全国、九州、県、そして各地区で活動をしています。
 
子どものことなどで悩み苦しんでいる母親や教職員が悩みを語れる場を作り、子どもを通してともに「教育」「平和」「いのち」などについて語り合い、活動しています。
 
県の集会は、毎年11月に、宮崎市の県教育会館などを会場に行っています。
 
また、県の母女として、県教委への要請行動も行っています。

女性教職員の権利手帳

宮教組女性部が、発行している冊子です。
 
女性としていきいきと働き続けるために、権利獲得の歴史やさまざまな権利について学習し、その行使と拡大へのとりくみにつなげていきましょう。

養護教員部

養護教員は、学校に1人または2人の職種です。
 
子どもたちや保護者、職場の仲間とどう関わればいいのかを交流し合うことや、子どもたちの健康を守るための学習と運動を進めています。
 
また、養護教員の全校配置や兼務の解消をはじめ、子どもの健康権を守るという観点からも、様々な条件整備を求めて運動しています。
 
さらに、養護教員部として、県教委との話し合い(交渉)も行っています。
 
九州、全国の学習会や研究会にも参加しています。

学校における集団フッ化物洗口(フッ素洗口)について

現在、県内でも強行に集団でのフッ化物洗口が行われている学校が増えつつあります。
 
また、保育園や幼稚園で行っているところもあります。
 
しかし、全国的に「むし歯」は、すべての学校段階で減少しています。
 
しかも、洗口に用いるフッ化ナトリウムは劇薬であり、それを医療機関ではなく学校で扱い、子どもたちに一斉に洗口を実施することには、大きなリスクが伴います。
 
また、学校で一斉にすることで、強制力が働き、子どもや保護者による「自己決定権」にも大きな影響を及ぼします。
 
 
わたしたちは、「学校という集団の場で実施すべきではない」と考え、反対しています。
 
これらの問題点は、2011年2月2日に日本弁護士連合会が厚生労働大臣、文部科学大臣、環境大臣に提出した「集団フッ素洗口・塗布の中止を求める意見書」でも触れられています。
 
わたしたちは、日常の様々な場面で子どもと接する中で、一人ひとりの子どもの生活や家庭の背景に思いを寄せ、歯科口腔保健を進めています。

栄養教職員部

学校給食を通じて、子どもたちに食べる楽しさ・食べ物の大切さ・健康のために食べることの大切さを伝えたいと考えています。
 
そのために、安心・安全な食品の使用、地元食材の使用につとめています。
 
また、子どもたちとの関わりや他の教職員との連携は重要です。
 
しかし、多くの仲間が、共同調理場に勤務したり、兼務校を受け持ったりしています。
 
学校を中心として勤務できるよう、また、全校に配置されるよう、とりくみを進めています。
 
情報交換をはじめ、実践や手作り教材を持ち寄り、学習を行っています。
 
九州や全国の研究集会にも参加しています。

「障害」児教育部

宮崎県内の小・中学校で特別支援学級を担当したり、特別支援教育、インクルーシブ教育にかかわっている仲間で組織しているのが「障害」児教育部です。
 
わたしたちがめざすインクルーシブ教育の実現のため、子どもや保護者の願いに沿った就学や支援、さらには、地域の学校で学ぶ障害のある子どもたちのそれぞれのニーズにあった支援や条件整備など、「共生・共学」の視点に立ったとりくみと実践の交流を進めています。
 
毎年、夏から秋にかけて、特別支援学級の担任や特別支援コーディネーターの方々を対象に、「特別支援教育担当者アンケート」を実施し、職場の実態の把握に努めています。
 
また、「障害」児教育部として、県教委との話し合い(交渉)も行っています。
 
九州、全国の学習会や研究集会にも参加しています。

臨時採用教職員部

学校現場で働く多くの「臨時的任用教職員」と「会計年度任用職員」が集える場が『臨時採用教職員部』です。
 
学級担任や部活動顧問、校務分掌担当など、各学校では、「臨時的任用教職員」、「会計年度任用職員」の仕事の比重が大きくなっています。
 
ぜひとも、「なかま」として参加、加入してください。