お知らせ

現場の声、たくさん聞くことができました! ~ 「ステップ講座 2026」



2月28日(土)、宮崎県教育会館を会場に、「ステップ講座2026」を開催、27人が参加しました。


前半の講演では、今年も講師に古賀ちかげ参議院議員(日政連議員・全国比例)をお招きし、話を聞きました。


古賀さんは5年連続の来県ということもあり、講演の冒頭、「宮崎はいつも2月の最後の週あたりに声をかけていただいている。続けてくださることがすごくうれしい」と述べ、その後、衆議院選挙後の国会情勢や「中学校35人学級」、「高校授業料無償化」、「給食費の負担軽減」など学校教育に関する今後の動きについて話をされました。


後半は、参加者から自らの学校現場の実態や家族、知人から聞いた現在の学校の様子について、質問や意見が出されました。


以下、その一部を紹介します。



 教育のデジタル化について。タブレット、教える方も大変、管理する方も大変という話を聞く。北欧の方では、やめる方向だと聞いたが、どうなっていくのか。


 電子書籍を見るが、振り返るとき(前のページを探すとき)に大変。デジタル教科書になったらもっと大変ではないか。振り返りが難しくならないか。


 デジタル化により子どもたちの読解力が不足しているということだが、タブレットをうまく使い、ノートにもしっかりとまとめている研究実践を見た。


 タブレット1人1台は、管理面だけで苦労していて、使うまでにいかないような学校もある。紛失、補修などに時間を取られ、自分たちが望んで入れてもらったものではないのに、何でこんなに苦労するのかと話すことがある。


 (読解力に関して)子どもたちは、小さい頃から、自分で好きなものだけを選んで、好きなものだけを見続ける環境にある。動画サイトなどは、何も働きかけなくても情報が入ってくる。テレビのニュースやドラマ、アニメを見ることができない。自分で働きかけて文字を読み、考えて・・・とやれば読解力はたぶん上がっていくんだろう。とにかく、(タブレットなどの)画面以外のものと触れる時間をいかに増やせるかが、子どもたちとのかかわりの課題だ。


 ゲームの画面に対して、無意識につぶやいている子がいる。今いだいた感情をそのまま言葉にする。子どもが悪いのではなく、そういう環境の中に生きているんだろう。だから、国語の授業などで、いろいろな意見が出ることのおもしろさを知ることや、自分で考えて選んだ言葉のすごさを広げてみんなで共有していくことが大切になる。画面文化といかにかかわっていくかが、今からの大きなテーマだ。


 現場の教員と話す機会があった。50代の教員と話すと、若い人たちとの隔たりを感じることがあるという。


 経験豊富な先生や若い先生が感じている世代間ギャップは、その両方の気持ちがわかっている「潤滑油」のような中間世代が少ないことも原因だ。教員採用がバランスよくなされていない。


 家族や知人の間で、不登校の子どもの話を聞くことがとても多い。原因が知りたい。


 教科担任制が始まった。自分が受け持っていない教科を子どもたちが昼休みにやっていて、結局その交換した教科の面倒を見ている。働き方改革になっていない。子どもと向き合う時間が少なくなっている。人を増やさないで新しいことをするのはやめて欲しい。


 子どもたちの考えたことを画像で共有するなど、発表が苦手な子にとってはタブレットは有効な側面もある。


〇 教科担任制は、システム化していて子どもに寄り添えていない。先生が話を聞いてくれないという意識を子どもにいだかせている。


 校長が人が足りないから自分で探している。現場で探すものではないと思うが・・・。


 話し合う時間がない。勤務時間外の職員室で打ち合わせと称する職員会が行われている。その場に管理職もいるが、何も言わない。夜遅くまで残って仕事をしている職員もいる。「長時間働くことがいいこと」というまちがった仕事の仕方をしている。働き方改革と言っているが、過去の繰り返しというか、これからも遅くまで残るのがいい職員ということになるのかなと思う。


 土日休日はガイドラインに沿って部活動を休むようになっているが、去年からほとんど休んでいない。部活の地域移行の話は30年以上前にも出たが、当時と状況は変わっていない。