今日は「七夕」です
今日、7月7日は「七夕」(たなばた)です。
昔の中国で生まれた「七夕伝説」によると、天の川の両岸に引き離された織女(しょくじょ)と牽牛(けんぎゅう)が年に一度、7月7日の夜に会える日とされています。
※1 日本では織女のことを「織り姫(おりひめ)」、牽牛のことを「彦星(ひこぼし)」と呼んでいます。
織り姫は、こと座の1等星・ベガで、彦星は、わし座の1等星・アルタイルです。
夜空の暗い場所では、2つの星の間に天の川が横たわっているようすを観察することができます。
(編集部注:これらの星については、夏の大三角として、現在小学校4年生で学習します)
※2 七夕伝説によると、年に1度、7月7日の夜に会うことができる織り姫と彦星ですが、星が実際に移動することはありません。
2つの星の間は、14.4 光年ほど離れていて、これは、光のスピードでも約14年半かかってしまう距離です。
つまり、二人が光のスピードで移動したとしても、1年に1回会うことは、とても無理なのです。
※1、※2の記述は、国立天文台 > 「よくある質問」 > 質問3-9)「七夕について教えて」より引用しました。
夕方、西の空に、金星が輝いています
西の空で、夕方、「宵(よい)の明星(みょうじょう)」として輝いている金星が、7月7日、最大光度(マイナス4.7等星)を迎えます。
金星は、地球よりも内側(太陽に近い)にある内惑星なので、太陽光線の関係で、日の入後(夕方)の数時間、または、日の出前(明け方)の数時間、見ることができる惑星です。
今日は、太陽の周りを回っている金星と地球との距離がかなり近づくため、明るく見えるのだそうです。
また、中学校3年生で金星の満ち欠けのしくみについて学習しますが、今日の金星は三日月形に見えるということです。
しばらくは、日暮れ後の西の空に明るく輝いていますので、ご覧ください。
今後金星は、今月末くらいに地球の前を横切るため見ることができなくなり、次は、日の出前の東の空に「明(あ)けの明星(みょうじょう)」として姿を現します。
資料によると、今回のように一番の輝きを見せるのは、9月19日(日の出前の数時間、東の空)だそうです。
※ 参考資料 ~ 国立天文台 > 天文情報 > ほしぞら情報 > 2023年 > 金星が最大光度(2023年7月)より
実現させよう!長時間労働是正にむけた働き方改革
七夕といえば「願い事」ですが、「願い」にとどまらない、教職員の命とくらしを守るための働き方改革の取り組みについて、6月30日、組合員のみなさんへ『日教組教育新聞』を送りました。
「教育新聞」では、「『働き方改革意見集約フォーム』を通じて、国会、文科省へみんなの声を届けましょう。」と呼びかけられています。
ここをタップして、みなさんもグーグルフォームから投稿してください。
200字以内、匿名でも投稿できます。
なお、最新の「学校の働き化改革 意見集約フォームNo.9」(7月6日付、日教組ニュース)は、ここをタップしてご覧ください。