第75次「教育研究宮崎県集会」を開催しました
2025年8月2日(土)、宮崎県教育会館を会場に、第75次「教育研究宮崎県集会」を開催しました。
集会には、組合員、退教会員、本部専門委員など56人が参加しました。
午前中行われた全体会では、都城および日南から「平和活動」について報告がありました。
全体会に続き、午前中から昼食をはさみ午後4時まで分科会を行いました。
以下、一部ですが、全体会、分科会それぞれの感想を紹介します。
全体会「平和」報告について
〇 平和について考えるよい機会となりました。ありがとうございました。
〇 都城、日南それぞれの取組が「その場限り」のものではなく、これまで長く続けて来られたことで、またきっと今後もずっと続いていくであろうこと(続けてほしい!)に心が強く揺さぶられました。
〇 現役学生さんによる「延岡空襲」の朗読と都城・日南の報告を聞き、次世代につなげていくことの大切さを改めて感じました。サラリと流すのではなく、しっかり立ち止まって、自分には何ができるのかを考えなくてはいけないなと思いました。
〇 戦後80年、平和教育の取組の報告、どの支部の報告もすばらしかったです。戦争はダメ、改めて感じました。どうつなげていくか、これからの課題だと思います。
〇 語り継ぐ人たちが少なくなってきている(戦争を経験している人たちが少なくなってきている)ため、「平和」を訴えることが大切である。もうひとつ、戦争の加害者としての立場をどう伝えていくかが大切であると感じている。
分科会について
〇 レポートの正・負の加減および実践報告、現場を離れていても勉強になり、連立方程式のゲームや三平方の定理のはめ板(正方形づくり)のパズルは、認知症対策にもなり、参加者には大変有意義な時間を過ごすことができました。あらためてお礼と感謝を申し上げます。
〇 毎年、数学の授業について、みなさんに悩みを聞いてもらってアドバイスをもらいありがとうございました。
〇 いろいろな実践に「ん?」って心がひっかかる感覚を久しぶりに味わいました。今まで出会ってきた子どもや親が浮かんで、もっとかかわれたのではないかと悔やまれました。
〇 報告の分析、話し合い、久しぶりに大変刺激を受けました。表面的な活動の裏にある心の動きや子ども同士の関係性など深く考える必要があることなど大変勉強になりました。深く思考し、心地よい疲れがありました。ありがとうございました。
〇 自分たちが取り組んできた様々な平和教育、平和活動を次世代につないでいくことが重要。それを実践していることがすばらしいことだと再認識しました。一歩、一歩実践している方々、参加している若者(高校生、中学生)に敬意。感謝。過去の日本の戦争は侵略戦争だったことをしっかり認識して、戦争という軍事的手段を用いない外交に徹することを求めるようにしたい。そんな日本や世界でありたい。
〇 本来の「分けない」教育ではないが、そうしなければパンク寸前の状態の特別支援教育の現状が示している問題とは何なのか。結局「物がない」、「人が足りない」ことを現場実態調査の結果も表している。若い人の参加はなかったが、様々な意見の交流もあり、活気があった。未加入者にもっと声をかけ、参加者を拡げていくことが必要です。
参加されたみなさん、おつかれさまでした。
都合で参加できなかったみなさん、組合未加入者のみなさん、来年の参加をお待ちしています。
※ 第75次「教育研究宮崎県集会」 開催分科会
(1)数学教育
(2)人権教育
(3)インクルーシブ教育
(4)平和教育
(5)「語ろう」分科会(午前中のみ実施)
(6)両性の自立と平等をめざす教育(8月6日に9人が参加して開催しました)