活動報告

第59回 宮崎県「母と女性教職員の会」を開催しました  


2023年11月23日(木・祝)、宮崎県教育会館で、第59回 宮崎県「母と女性教職員の会」を開催しました。



全体会では、開会行事の後、「子どもをネットトラブルの被害者、加害者にしないために ~ 子どもを取り巻く背景と大人にできること」と題して講演が行われました。


講演では、子どものネットトラブルの事例をあげ、大人の知らないところで、子どもがSNSに起因するトラブルの被害者になったり、加害者になったりしていることが紹介されました。


また、そのようなトラブルを防ぐためには、


(1)子どもの年齢に応じた接し方や距離感で見守る


(2)スマホ、SNSの活用の仕方のモデルとなる


など、まわりにいる大人の見守り方や、まわりにいる大人の利用法が、「子どものネットリテラシーの見本となる」ことが話されました。


参加者からは、


「新鮮な内容で興味深く聞きました。ゲームの悪影響は良く理解できますが、子どもたちからどう守るのか本当に難しいと感じました。取り上げることはできないので、これからの課題だと痛感しました」


「子どもたちをとりまく環境が多様化し、大人の方がついていけなくなっている社会で、子どもたちを守る大変さを感じました。わたしたち一人ひとりが学びつづけていくようにしていきたいです」


「講演会、わかりやすく、今求めている内容だったので、とても勉強になりました。本校にも講演に来てほしいです」


などの声がよせられました。(アンケートより)


全体会の後は、3つのグループに分かれて「グループトーク」を行いました。


参加者からは、


「今回もたくさんの学校現場のお話を聞くことができました。タブレットが現在、どういう状況になっているのか、小中高それぞれの立場からのお話も聞けて良かったです。技術的な問題から社会に与える影響についてまで、全体会の講演も含めて考えることができ、良い機会になりました」


「いろいろな立場からの意見がとても参考になりました。『知る』ことからすべては改善に向かって動いていくことを実感しました」


などの声がよせられました。(アンケートより)



本年度は、久しぶりに1カ所に集まっての会となり、保護者1人を含む46人という多くのみなさんの参加がありました。


参加されたみなさん、スタッフのみなさん、週半ばの祝日の会への参加、おつかれさまでした。



当日、講演で使用された資料の「内閣府版」は、下記宮教組作成資料をご覧ください。